コラム
ドローンで東京空撮!どんな景色が観れる?
投稿日/2019.12.04
ドローンでの空撮の魅力とは何でしょう。
それはずばり、ドローンが鳥のように自由に動き回りながら、普段は見ることのできない視点での撮影ができること。
もちろん、展望台などに設置されている望遠レンズでも、見晴らしのよい景色が一望できたりします。
「空撮と言っても、望遠レンズで見る風景と大して変わらないんじゃないの?」と思うかもしれませんね。
しかし、望遠レンズは自分が覗き込んでみるものです。
見えるものは、あくまでも自分の位置から見えるものに限られます。
ドローンの場合はどうでしょう。
もちろん飛んでいるわけですから、視点を変えるのは望遠レンズよりも自由です。
また、望遠レンズでも遠くにあるものは見えますが、倍率を上げて遠くを見るほど視野は狭くなってしまいます。
ドローンでの空撮は「鳥の見る風景」のようなもの。
というのも、視点を自由に変えられる上に、視野が広いからです。
では、ドローンで東京を空撮すると、どんな風景が観れるのでしょうか。
都会の街並み
東京で撮影できるものと言えば、都会の街並みが真っ先に浮かびます。
ドローン撮影の利点は、地上から150メートルの高さまでは飛ばせること。
上から見下ろす俯瞰風景を撮影するには、十分な高さです。
俯瞰風景なら、スカイツリーから観る展望を思い浮かべる人もいるでしょう。
ドローンの場合は、オリジナルの俯瞰風景を楽しめるのがポイントです。
スカイツリーと違い、場所を選べるわけですから。
例えば、港区青山から、ぐるっと360°の風景をドローンで撮影したのがこちら。
撮影日はあいにくの空模様でしたが、スカイツリーから眺めるのとは、また異なる景色が広がっています。
港区とスカイツリーとでは、場所が約10km程度は離れているのですから。
ドローンであれば様々な場所で360°の展望が観れるのです。
さらに、ドローンで空撮する利点は、それだけではありません。
建物から30メートル以上の距離を取っていれば、高層ビルの外観を横から写すといった撮影も考えられます。
ただし、基本的には飛行許可を得ている敷地内での撮影になるため、ドローンを横に動かす撮影よりも、高度を変える撮影が適しています。
河川敷の風景
東京の河川敷は、緑地が多く見られます。
場所によっては飛行禁止区域に指定されている場合もありますが、河川敷は人口密集地域には該当しない場所とみなされています。
そのため、河川敷は東京の中ではドローンの飛行許可が取りやすい場所です。
ビルの敷地内などで撮影するよりも飛行できる範囲が広くなるので、横方向に動かす撮影がやりやすくなっています。
川の上から、道路を追いかけるように撮影したり、近隣にある建物も撮影できます。
実際に隅田川で撮影した東京の夜景動画がこちら。
桜のある風景
東京は桜の名所が多い地域です。
日比谷公園、隅田公園、靖国神社、多摩川の堤防沿いの桜等、あちこちが桜の名所として知られています。
該当する敷地内で撮影することはたいてい禁止されていますが、近隣で飛行許可が取れれば桜の風景をドローン撮影に収められます。
桜は、東京では4月の一時しか花が咲きません。
天候のことも考えると、撮影チャンスは大きく限られています。
ドローンで撮影した場合、咲き誇る満開の桜を見上げるのではなく、上から眺望するシーンが楽しめそうです。
紅葉の風景
春が桜の季節なら、秋は紅葉の季節です。
六義園、明治神宮外苑、目白庭園等、桜の名所同様、紅葉の名所も数多くあります。
桜の時と同じように、近場で飛行許可を得て撮影します。
紅葉は、葉の色が緑から色鮮やかな赤や黄色に変わる季節。
都会の街並みと一緒に色とりどりの風景をドローンのカメラに収めてみたいものです。
ドローンの撮影は許可が大変?
ドローンによる空撮は、普段は決して見ることのできない俯瞰風景等が楽しめるものです。
しかし、東京は人口が密集している地域であるため、大半はドローンの飛行禁止区域に指定されています。
事故を防ぐために、自由に飛ばすことはできないのです。
ドローンで撮影するには、警察、東京都、区役所、その土地の所有者等、いくつも飛行の申請許可を得なければなりません。
その都合上、1回15分程度の撮影のために、申請で1ヶ月程度かかることも少なくありません。
ドローンの空撮を仕事に例えると、8割程度の時間は、飛行申請の許可で費やされます。
更にテスト飛行を行い、残りの1割にも満たない僅かな時間で撮影に臨むのです。
最高の一瞬を撮影するために膨大な時間を使うのが、ドローンの空撮です。
「空撮のシーンが欲しいけど、撮影が難しい」という場合は、ぜひドローン東京までご連絡ください。
お問い合わせはこちらまでどうぞ。
お電話では03-3230-3722